多忙な経営者・管理職が、運動を続けられる時間の作り方

多忙な経営者・管理職が、運動を続けられる時間の作り方

「運動した方がいいのは分かっている。でも、その時間がない」。経営者や管理職の方ほど、この言葉を口にします。会食、会議、突発の対応——スケジュールは常に埋まり、自分の体は後回しになりがちです。

けれど、本当に多忙な人ほど、運動を「続けられる仕組み」にしています。根性で時間をひねり出しているのではなく、時間の扱い方が違うのです。続け方そのものについては「ジムが続かない」を抜け出す方法でも触れていますが、この記事では「時間の作り方」に絞って整理します。

なぜ「時間がない」と感じるのか

最初に、構造を押さえておきましょう。

運動が「余ったらやること」になっている

多くの人にとって、運動は「時間が余ったらやること」の位置づけです。ところが、忙しい人の時間が余ることは、ほぼありません。つまり、優先順位の最下位に置かれている限り、永遠に順番は回ってこないのです。

「緊急ではないが、重要」の罠

運動や健康管理は、典型的な「緊急ではないが、重要なこと」です。締め切りのある仕事は緊急なので必ず手をつけますが、健康は緊急ではないため、後回しにしても今日は困りません。この「今日は困らない」の積み重ねが、数年後の体に表れます。経営判断と同じで、重要だが緊急でないことに、意図的に時間を割けるかが分かれ目になります。

時間を「作る」のではなく「確保する」

時間は、空くのを待っていても生まれません。先に確保するものです。

運動を「アポイント」にする

取り入れやすいのは、運動を他人とのアポと同じ扱いにすることです。「週に1回、この曜日のこの時間」とカレンダーに固定で入れ、そこに別の予定を入れない。取引先との約束は守るのに、自分の体との約束は簡単に流してしまう——その非対称をなくすだけで、運動は続き始めます。

可能なら、早朝や始業前など、突発の予定が入りにくい時間帯に置くのがおすすめです。日中や夜は、急な会食や対応で崩れやすいからです。

「決めること」を減らす

経営者・管理職は、一日に膨大な意思決定をしています。脳は決断のたびに消耗し、夜には「考えるのも面倒」な状態になります。だから、運動については決めることをできるだけ減らすのが続けるコツです。

曜日・時間・場所・メニューを固定し、「やるかやらないか」を毎回考えないようにする。さらに言えば、メニューを自分で考えず、予約を入れたら行くだけ、という状態にしてしまう。判断を外注することで、忙しい頭の負担を増やさずに続けられます。

予定が崩れた週の、戻し方

どれだけ仕組みを整えても、出張や突発の対応で予定が飛ぶ週は必ず来ます。経営者・管理職である以上、これは避けられません。大切なのは、崩れないことではなく、崩れた後にどう戻すかです。

「ゼロの週」をつくらない

一度の欠席は問題ありません。本当に怖いのは、一度飛ばしたことで「もういいか」とリズムが完全に切れることです。出張で通えない週も、ホテルの部屋で数分の自重トレをする、空港やオフィスで階段を使う——完全なゼロにしないことが、再開のハードルを下げます。出張時の具体的な続け方は出張が多くても運動を続ける方法も参考にしてください。

「次の予約」を必ず先に押さえる

崩れた週ほど、終わったその場で次回の予約を確定させてしまうのが効きます。「落ち着いたら再開しよう」は、ほぼ再開できません。落ち着く日は来ないからです。予定が崩れたときこそ、次の一点を先にカレンダーへ置く。これだけで、立て直しやすくなります。

自分を責めない

予定を守れなかった週に、自分を責める経営者ほど、そのまま離脱しがちです。守れなかったのは意志のせいではなく、単にその週が忙しかっただけ。淡々と次の予約に向かう——この切り替えの早さが、長く続ける人の共通点です。

よくある疑問・つまずきやすい点

忙しい時期に、真っ先に削ってしまう

繁忙期に入ると、最初に削られるのが運動の時間です。気持ちは分かります。けれど、ここで完全にゼロにすると、リズムが切れて再開のハードルが跳ね上がります。忙しい週は「短くてもいいから、完全には飛ばさない」。30分が15分になっても、続けることの価値は十分にあります。

完璧を目指して、結局やらない

「やるなら本格的に」と考えるほど、ハードルが上がって動けなくなります。週1回・60分でも、続けば確かな積み重ねになります。ゼロか100かではなく、続く範囲の60点を、長く積み重ねる発想が役立ちます。

運動は、仕事の邪魔ではなく土台

「運動の時間を取ると、仕事の時間が減る」と感じるかもしれません。けれど多くの経営者が、体を動かす習慣を持つことで、集中力や判断の質、疲れにくさといった面で支えられていると語ります。体は、すべてのパフォーマンスの土台です。この関係は運動が仕事のパフォーマンスを上げる理由でも掘り下げています。運動は仕事を削るのではなく、仕事を支える投資と捉える方が、実態に近いはずです。


時間がないからこそ、限られた時間で確実に続く仕組みが要ります。HABIT. は福岡・天神で、多忙な30代以降の男性に向けた習慣化パーソナルジムです。代表である中も、一人の経営者として、この「続ける時間の確保」に向き合ってきました。だからこそ、週1回・無理のない強度で、追い込むより続くことを設計に置いています。

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