プロテインは必要か|食事で足りる人・足りない人の違い
「筋トレを始めたら、プロテインは飲んだほうがいいのか」「そもそも食事だけで足りないのか」。運動を始めた男性が、最初につまずく疑問のひとつです。広告のイメージが強いぶん、必要なのか、ただの嗜好品なのか、判断に迷いやすいテーマでもあります。
この記事では、たんぱく質がなぜ大切で、なぜ不足しやすいのかという仕組みから、1日の必要量の目安、食事で足りる人とプロテインが役立つ人の違い、そして選び方の注意点までを整理します。結論から言えば、プロテインは「必須ではないが、人によっては便利な道具」です。
そもそも、たんぱく質はなぜ大切か
たんぱく質は、筋肉や内臓、肌、髪など、体をつくる材料です。運動で筋肉に負荷をかけたあと、その回復と維持に使われるのもたんぱく質。不足すると、せっかく運動しても筋肉が育ちにくく、むしろ減りやすくなります。
加えて、たんぱく質は満腹感が長持ちしやすい栄養素でもあります。不足すると、すぐに小腹が空いて間食に手が伸びる——という悪循環にもつながります。ダイエット中こそ、削ってはいけない栄養素だと言えます。
1日にどれくらい必要か(目安)
一般に、運動習慣のある人で「体重1kgあたり1.0〜1.6g程度」が、たんぱく質量のひとつの目安とされます。体重70kgなら、1日およそ70〜110g。これを3食に分けると、1食あたり20〜35gほどになります。
イメージしやすいように、身近な食品のたんぱく質量を挙げます。
- 卵1個:約6g
- 納豆1パック:約7g
- サラダチキン1個:約20〜25g
- 焼き魚1切れ:約15〜20g
- 木綿豆腐2分の1丁:約10g
こうして見ると、意識して組み合わせれば、食事だけで必要量に届く人も多いことが分かります。一方で、朝はコーヒーだけ、昼は麺類で済ませる——という食生活だと、知らないうちに大きく不足しがちです。
食事で足りる人・プロテインが役立つ人
食事で足りる人
毎食しっかり主菜(肉・魚・卵・大豆製品)をとれている人は、無理にプロテインを足す必要はありません。まずは食事を整えるのが先決です(コンビニで高たんぱくな食事を選ぶ方法も参考になります)。
プロテインが役立つ人
一方、次のような人には、プロテインが現実的な助けになります。
- 朝食を抜きがち、または昼が炭水化物に偏りがちで、食事だけでは届かない
- 仕事が忙しく、主菜をそろえる時間がとれない日が多い
- 運動量が多く、食事だけで補うのが負担になっている
つまりプロテインは、「食事で足りない分を、手軽に埋める保険」として使うのが、無理のない使い方です。
選び方・飲み方の注意点
そのまま実践できるよう、最低限のポイントだけ挙げておきます。
- 種類:一般的なのはホエイ(牛乳由来・吸収が早い)。乳製品でお腹がゆるくなる人は、ソイ(大豆由来)も選択肢です
- タイミング:運動後や、たんぱく質が不足しがちな朝・間食に。神経質になりすぎる必要はありません
- 飲みすぎない:「飲めば飲むほど筋肉がつく」わけではありません。あくまで不足分を補う範囲で
- 甘い飲料の代わりにしない:糖質の多い製品もあります。間食を置き換えるつもりが、糖質を上乗せしていた、ということも(糖質との付き合い方もあわせて)
※必要量の目安や体の反応には個人差があり、効果を保証するものではありません。持病のある方や腎機能に不安のある方は、医師に相談のうえご判断ください。
よくある疑問
「プロテインを飲むと太る?」——プロテイン自体が太る原因になるわけではありません。ただし、食事に上乗せして総摂取エネルギーが増えれば、当然太ります。あくまで「不足分を補う・置き換える」発想が大切です。
「飲まないと筋トレは無意味?」——そんなことはありません。食事で足りていれば、プロテインなしでも体は変わります。道具に頼る前に、まず食事を見直すのが順番です。
プロテインは、目的と生活に合えば便利な道具ですが、主役はあくまで日々の食事と運動です。福岡・天神で習慣化に取り組む HABIT. では、サプリありきではなく、その人の食生活に合わせて「何を足し、何を整えるか」から一緒に考えます。食事と運動の組み立てに迷う方は、まず無料カウンセリングでご相談ください。